注文住宅で家を建てる際に、階段はオシャレなスケルトンにしようと考えている人もいます。確かにスケルトン階段は部屋が広く見えたり、部屋がオシャレになったり光や風を取り入れやすくなったりするメリットがあります。
しかしいざスケルトン階段にしてみた所、こんなはずではなかったと後悔する人も少なくありません。そこでスケルトン階段のデメリットについて色々あるので詳しく見ていきます。
まず費用が高いという事です。シンプルなまっすぐな階段と比べてスケルトン階段はオーダーメイドになる為、政策や設置それから搬入に費用が掛かります。その結果注文住宅を建てる時の費用が想定以上に高くなってしまったと後悔する人も少なくありません。
対策としてはスケルトン階段をあきらめたり、既製品を利用したり装飾や素材を出来るだけシンプルにして費用を抑える等があります。
また階段の下のスペースを有効利用出来ないという事です。階段の下のスペースに収納をもうけたりトイレを設置しようと考える人もいますが、スケルトン階段の場合は難しい断られるというケースがあります。その為階段下がデッドスペースとなってしまい後悔しているという人もいます。
しかし設計の段階で上手く工夫をすればスケルトン階段にしても下のスペースを有効活用する事は出来るので、注文住宅を建てる時はそれを可能としてくれる設計者や施工会社を見つけるというのが対策法です。
他にもゴミやほこりが落ちやすいというのもデメリットです。スケルトン階段は踏板の先が空洞になっているタイプも多く、ゴミやほこりが階段に溜まる事無く、隙間から下に落ちてしまいます。その為普段生活していてゴミが上から落ちてきて困るという人もいます。
対策としては階段の下にゴミやほこりが落ちても大丈夫な間取りにしたり、毎日こまめに掃除をしてゴミがたまらないようにする等が良いです。
あと下からの視線が気になりスカートが履けないというのもデメリットです。注文住宅でスケルトン階段にすると、下から階段を見た時に全て透けているので、スカートを履いた人が階段を上っていると中が見えてしまう恐れがあります。
その為スカートは履きづらくなりますし、女性の友人を家に招きづらくなるというデメリットもあるので注意が必要です。
このように注文住宅を建てる時にスケルトン階段にしてしまうと、こうしたデメリットがあるという事も知っておきましょう。